【キャンピングカー】ハイエースを盗難から守る３つの対策
日本における自動車の盗難件数は年々減ってきています。しかし自動車窃盗団による窃盗の手口はますます巧妙になっており、ハイエースのような盗難にあいやすい車を、単にドアロックをしているだけではあまりにも無防備です。では、どんな対策をすればいいのでしょうか。
盗難防止策①イモビライザー
最近の車には当たり前のように装備されているイモビライザーですが、ハイエースでキャンピングカーを探す場合、新車は高いため、古い年式の中古車を購入する方もいるかと思います。あまりに古い車種だとイモビライザーが装備されていない物もあります。しかし今は、後付けで取り付けることもできるので、希望する方は最寄りのカーショップなどに問い合わせてみましょう。
ただし、純正のイモビライザーでも窃盗団はいろんな手口を使って盗難を試みるので、けっして完璧な対策とはいえません。あくまでも盗難予防の最低限の防止策として考えておくべきです。
盗難防止策②タイヤに複数のロックをする
ロックといえばハンドルロックを連想するかと思いますが、タイヤを「複数ロック」することも盗難防止には効果的です。まずはタイヤに輪っか状のものを巻き付けて走行できないようにするタイヤロック。二つ目は純正のホイールナットを盗難防止用のナットに取り換えること。このナットは専用工具でしか緩めることができないので、盗むのに時間のかかるのを嫌がる窃盗団には一定の効果はあるでしょう。
盗難防止策③セキュリティアラーム
夜中に近所で突然けたたましいアラーム音が鳴るのを聞いたことがあるという方もいるでしょう。あれは自動車盗難防止のセキュリティアラームで、外からの振動や車両をジャッキアップしたときに反応するものなど、色んなタイプがあります。これだけの音が鳴れば、さすがの窃盗団も慌てて逃げることになるので、有効性は高いです。
バンコンは窃盗団のターゲットになりやすい
ハイエースのような外装がほぼ純正のままのキャンピングカー（バンコン）は、見た目が特殊なキャンピングカー（キャブコン）よりも狙われやすい傾向にあります。理由は海外でのハイエースの流通量と人気が高いから。これからハイエースを購入予定の方はセキュリティ対策を十分すぎるぐらい行うことをおすすめします。